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造影剤を使用した検査体制について

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造影剤を使用した検査体制について

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  1. 当クリニックで使用する造影剤についてのご案内です。
    一部の症例のMRI検査、CT検査における造影剤の使用が診断能の向上に資することは明らかであり、MRI・CT検査においては、造影剤を使用した検査を以下の時間にて実施しています。
  2. 造影剤検査ご利用時間 月~土曜日:8:30~20:00 まで
    注意事項 日曜・祝日は造影剤を使用した検査を行っていません。

    造影剤の使用指針

  1. 一部の症例のMRI検査、CT検査における造影剤の使用が診断能の向上に資することは明らかです。
    現在利用できる経静脈性ヨード造影剤、ガドリニウム造影剤は安全性の高い薬剤ではありますが、一定の頻度で副作用が生じることが知られています。大部分の副作用は軽微で短時間に回復しますが、アナフィラキシーショックや造影剤腎症、腎性全身性硬化症といった生命予後に直結する重篤な副作用が発生しうることも事実です。
  2. 当クリニックでは被験者の安全が第1と考え「造影剤使用指針」を作成し実施することとなりました。
    なお造影検査の実施に関し、当院常勤放射線科医の判断により、ご依頼された内容を変更する場合もございますので、ご了解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。この場合はその事情につき読影報告書に記載いたしますのでご参照いただければ幸いです。
  3. 当クリニックの造影剤使用指針について(2015/05/11 Ver1.6)

  4. 日本医学放射線学会(JCR2002)、アメリカ放射線学会(ACR2008,ver6)、ヨーロッパ泌尿器放射線学会(EURS2012,ver8)のガイドラインを参照し作成しました。
  5. 造影検査の禁忌事項・注意事項

  6. 当クリニックの造影剤使用指針に基づく禁忌事項・注意事項です。
    検査前に必ず患者様にご確認ください。
  7. 種類・内容 造影の可否 備考
    造影剤副作用歴 造影不可 MRIは金属、CTはヨード
    気管支喘息の既往 原則
    造影不可
    咳喘息/小児喘息であったが治癒した成人の方 …造影可
    小児(未成年)の造影検査で喘息既往ありは造影不可
    喘息様症状のあった方は、気管支喘息であったかを受診時までにご確認ください。
    腎障害 造影不可 eGFR30未満は造影不可
    ※透析治療中の方はMRI 造影は不可、CT 造影は可
    ※未検の場合には、クレアチニンの値の測定をお願いします。
    参考:eGFR男女年齢別早見表- eGFR30未満(オレンジ・赤)は、造影剤を使用できません。https://www.m-satellite.jp/eGFR.pdf
    妊婦の方 原則
    造影不可
    ・どうしても使用しなければならない場合には適宜対応
    ・ヨード造影剤使用後、生後1週間以内に甲状腺機能をチェックが必要
    授乳期 要説明
    原則造影可
    ・MRI:Gd製剤は制限なし
    ・ACRのガイドラインではヨード造影剤は母親が不安な場合のみ24時間授乳中断
    現在まで母乳を介した乳児の副作用が報告されていないこと、母乳から移行する造影剤量は乳児自身の検査で使用する量の1%以下であることを説明し納得いただければ授乳を中断しない。
    ビグアナイド系糖尿病薬 休薬時
    造影可
    造影CTを希望する(eGFR60未満)の腎機能低下を有する方へ
    原則、検査前2日間、検査後2日の計5日間、ビグアナイド系糖尿病薬の休薬をお願いしています。
    ・休薬が叶わず来院された場合も検査はキャンセルとなりません。
    ・検査当日を含め、3日間の休薬指示を当院より行ないます。
    ・検査後、腎機能チェックをお願いいたします。
    ・腎機能低下を有する糖尿病患者にヨード造影剤を使用するとまれではありますが 乳酸アシドーシスを生じうる可能性があるとされています。 (予後不良で最近も死亡例の報告あり)
    ・腎機能に問題がなければ(eGFR60以上)内服OK
    ヨード造影剤との併用注意の薬剤について
    褐色細胞腫の疑い 造影CT
    不可
    ・ヨード造影剤の急速静注が契機となりクリーゼを発症した症例報告がある
    ・内分泌学的検査で褐色細胞腫が強く疑われている場合の第1選択はMRIとし、MRIが施行困難な場合は単純CTを行う
    重力筋無力症 造影CT
    不可
    ・ヨード造影剤による重篤な副作用の報告があり、造影CTは施行しない
    ・胸腺腫の検索には単純MRIが推奨される
    ・胸膜腫瘍播種の評価には胸部単純CTも有用であり、病態に応じて追加する
  8. 使用する造影剤

    1. 造影剤(MRI)
      1. プリモビスト(ガドリニウム製剤):経静脈投与(バイエル薬品株式会社)
      2. ガドビスト(ガドリニウム製剤):経静脈投与(バイエル薬品株式会社)
      3. ボースデル(塩化マンガン四水和物):経口投与(協和醗酵工業株式会社)
      4. マグネスコープ(ガドリニウム製剤):経静脈投与(テルモ株式会社)
    2. 副作用について 0.1~5%未満で悪心・嘔吐などの軽度の副作用が見られます。 また、経口造影剤については上記の症状に加えて軟便、(5%)下痢、腹痛(0.1~5%未満)が起こる可能性があります。
    3. 造影剤(CT)
      1. イオパミロン(非イオン系ヨード造影剤):静脈注射(バイエル薬品株式会社)
      2. イオメロン(非イオン性ヨード造影剤):静脈注射(エーザイ株式会社)
    4. 副作用について 副作用 0.1~5%未満で悪心・嘔吐などの軽度の副作用が見られます。また, 0.1%未満でこれより重篤な副作用が見られることがあります。
    5. 造影剤同意書について
    6. 当クリニックで造影剤の検査を行う前に患者様に造影剤投与のリスクとメリットを十分説明し、同意書にご署名いただいております。
      また、患者様が造影検査を拒否される場合は、「造影しない」についての同意書にご署名いただいております。(依頼元の先生にご連絡しております)
  9. ヨード造影剤との併用注意の薬剤について(2005/07/28)

  10. ビグアナイド系糖尿病用剤とヨード造影剤は、併用により乳酸アシドーシスをきたすことがあるため併用注意とされています。
    原因は、ヨード造影剤の投与により一過性の腎機能低下をきたす可能性があり、その結果、ビグアナイド系糖尿病用剤の腎排泄が減少し血中濃度が上昇するためと考えられています。
    そのため、ビグアナイド系糖尿病用剤の服用を中止し、検査後48時間してから再開することが望ましいとされています。
    ビグアナイド系糖尿病用剤を使用している患者様の造影CT検査を依頼される場合は、あらかじめビグアナイド系糖尿病用剤の投与を一時的に(下記をご参照ください)中止する等の適切な処置をお願い致します。
    1. ビグアナイド系糖尿病用剤の服用中止について
    2. 腎機能(eGFR) 造影CT検査前 造影CT検査後
      eGFR 60以上 制限無し 制限無し
      eGFR 60未満 検査前48時間、服用中止 ※検査後48時間、服用中止
    3. eGFR60未満では、検査前後の48時間の内服の中止と、検査後の腎機能チェックをお願いいたします。 造影CT検査のご依頼であっても、内服薬の内容が確認できない場合や投与中止等の処置がとられていない患者様においては、造影検査を見合わせることもございますのでご了承下さい。
    4. ビグアナイド系糖尿病用剤一覧
    5. 一般名 商品名 規格 メーカー
      塩酸ブホルミン 塩酸ブホルミン錠「ミタ」 50mg1錠 東洋ファルマー
      ジベトスB錠 50mg1錠 ガレン
      ジベトンS錠(腸溶錠) 50mg1錠 寿製薬/ゼリア
      塩酸メトホルミン グリコラン錠 250mg1錠 日本新薬
      メルビン錠 250mg1錠 住友製薬
      メデット錠 250mg1錠 トーアエイヨー/山之内
      ネルビス錠 250mg1錠 三和科学研究所
      メタクト配合錠LD
      メタクト配合錠HD
      500mg1錠 武田薬品
      メトグルコ錠 250mg1錠 大日本住友製薬
      メトホルミン塩酸塩錠
      250mg「トーワ」
      250mg1錠 東和薬品
      メトリオン錠250 250mg1錠 大洋薬品工業
  11. ご質問がありましたらお気軽にご相談ください。
  12. ご連絡先 0120-786-055
    受付時間 平日 8:40~21:00、日・祝 8:40~18:00
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    ご不明な点などございましたら、下記までお問い合わせください。
    103-0027 東京都中央区日本橋2-1-18
    医療法人社団豊智会 AIC八重洲クリニック
    医療連携課
    TEL 03-6202-3370