膵嚢胞(IPMNを含む)

膵嚢胞(IPMNを含む)とは

  1. 膵嚢胞(すいのう胞)とは、膵臓(すい臓)の内部にできる「液体の袋」です。MRI・エコー(超音波)などの画像検査を行った際に、症状が無い状態で偶然に見つかることが多い病変です。
    膵臓に出来る嚢胞(膵嚢胞)は、膵炎によってできる良性の嚢胞もありますが、出現頻度が最も多いのは腫瘍性の嚢胞です。

      腫瘍性の嚢胞とは

      1. 膵臓で作られる膵液が流れていく膵管の粘膜に、粘液(ねばねばした液体)を作る腫瘍が出来、この粘液が膵管の流れを悪くし、嚢胞(液体の袋)を作って行きます。腫瘍性の嚢胞の中で最も多く見られるのがIPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)です。
    1. 大きさ、数
      多くは無症状のため画像診断により発見されるケースが多く、大きさ(数㎜~10㎝を超えるものまで)、数(1個~多発まで)はまちまちです。
    2. 良性か悪性か?
      良性腫瘍と考えられるもの、悪性腫瘍と考えられるもの、現在は良性腫瘍と考えられるものの悪性化する危険性があるものが混在する為、正確な診断が必要なのですが、画像診断上、サイズも小さく、具体的な名称が特定できないものも多く存在し、経過観察時の変化を勘案しながら具体的な診断を行います。
    3. 代表的な嚢胞は以下のものです。
      1. IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍):悪性腫瘍
      2. 良性・悪性の両方が認められる腫瘍です。膵嚢胞性腫瘍の中では、もっとも多く見られるタイプです。疾患名の通り、膵管の中に粘液を産生します。膵管に粘液が産生されることで膵液の流れが悪くなり、膵管拡張を起こす原因になります。
        IPMN及びその周辺部位が悪性化(癌化)していくことがありますので経過観察が必要です。
      3. 漿液性嚢胞腫瘍(SCN):良性の疾患
      4. 膵臓(すい臓)に生じる良性腫瘍です。さらさらとした漿液を貯蓄する嚢胞を持ち、膵管との連続性はありません。悪性との鑑別が必要な為、経過観察を行います。
        悪性との鑑別が難しい場合、巨大化(4㎝以上)する場合には悪性化を疑います。
      5. 粘液産生膵腫瘍(MCN):悪性腫瘍
      6. 粘液が貯蓄した嚢胞を伴い、膵尾部に発生することが多い腫瘍です。
        稀に転移することがあるため、見つかった場合には外科的切除が勧められます。
      7. 充実性偽乳頭状腫瘍(SPN):悪性腫瘍
      8. 本来は中が詰まった腫瘍ですが、腫瘍内の血管が破綻し腫瘍内で出血や壊死を来たすことにより嚢胞が形成されます。腫瘍内に石灰化を伴うこともあります。ほとんどが若い女性に見つかるのが特徴で、低悪性度の腫瘍ですが、まれに転移することがあるため、
        見つかった場合には外科的切除が勧められます。
      9. 仮性嚢胞:良性の疾患
      10. 膵炎、外傷ののちに生じる嚢胞です。「仮性膵嚢胞」とも呼ばれます。嚢胞内には膵液、壊死した組織、滲出液などが入っており、
        小さなものであれば自然に消失することがありますので経過観察時に判断を行います。
      11. 膵神経内分泌腫瘍(P-NET):悪性腫瘍
      12. 神経内分泌腫瘍とは内分泌細胞に由来する腫瘍です。神経内分泌細胞はホルモンやペプチドを分泌する細胞で全身に分布しますが、消化器に発生するものが約6割とされており、中でも膵臓(すい臓)や直腸に発生するものが多いとされています。
        治療方法はいくつかありますが、外科的切除が根治的治療です。
  2. IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)

      1. IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)とは

      2. 膵管上皮(膵管の内側の細胞)から発生する腫瘍です。IPMNが産生する粘液(ねばねばした液体)は流れにくい為、膵管内に溜まります。やがて膵管を覆いつくした粘液は膵管を膨らませて行き、嚢胞となります。
      3. IPMNは良性から悪性までさまざまな段階があります。悪性化する場合でも長い年月をかけてゆっくりと進行していきます。少し厄介なのは、IPMN自体が癌化するだけでなく、IPMNの周囲が癌化する場合があることです。その為、IPMN以外の周囲の画像所見(膵萎縮、他の膵嚢胞、他の膵管の状況、石灰化、辺縁不整、脂肪置換など)を複合的に確認しながら経過観察をしていく必要があります。
      4. IPMNの3つの分類

      5. IPMNは膵管とのかかわりで以下の3つに分類されます
          主膵管型IPMN…主膵管にIPMNが発生するもの
        1. 主膵管が拡張している場合を言います。IPMN自体のがん化リスクに加え、膵液が通る主膵管の交通が遮断されてしまうことで、がん化するリスクが加わる為、分枝膵管型に比べ、がん化のリスクは高いと考えられています。 主膵管径が10mmを超える拡張の場合には、がん化の有無に係わらず、外科手術が勧められている病院が多い存在します。
        2. 分枝膵管型IPMN…分枝膵管にIPMNが発生するもの
        3. 分枝型IPMNとは主膵管と交通する分枝にIPMNが出来ているもので、分枝膵管が拡張している場合を言います。
        4. [分枝膵管型IPMNの膵臓癌化の割合について]
            年率わずか2~3%とのHP記載があります。
          1. 参考URL)膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)|一般社団法人 日本肝胆膵外科学会 (jshbps.jp)作成:2021年9月9日
          2. 5年間観察した結果、3.3%のIPMNががん化したという報告があります。
          3. 参考URL)gastroenterology2020 Long-term Risk of Malignancy in Branch-Duct Intraductal Papillary Mucinous Neoplasms
          4. Stage0の膵臓がん7例のうちの57.1%、浸潤径2㎝未満の小膵癌20例のうち80%は辺縁に占拠する癌であったとの報告があり、分枝膵管型の方が好発するという結果の論文も存在します。
          5. 参考URL)安川覚、柳沢昭夫:膵管がんの病理学的発育進展仮定、膵臓30:418-418、2015
        5. 混合型IPMN…主膵管と分枝膵管の両方にIPMNが発生するもの
        6. 分枝型IPMNと主膵管型IPMNに両方が存在するIPMNです。
        7. IPMN
        8. IPMN
      6. 安川覚、柳沢昭夫:膵管がんの病理学的発育進展仮定、膵臓30:418-418、2015
        [腫瘍の主たる占拠部位と主膵管への浸潤]
          Stage0の膵臓がん 辺縁型57.1%(4/7例)、主膵管型42.9%(3/7例)
          2㎝以下の小膵癌  辺縁型80.0%(16/20例)、主膵管型20.0%(4/20例)
          うち主膵管への浸潤 辺縁型87.5%(14/16例)、主膵管型100.0%(4/4例)
        1. 上記の結果、Stage0の膵臓がんの段階では辺縁型の方が多いが、その後の進展は主膵管に向かっていくものが多く、2㎝以下の膵臓がんでは18/20例は主膵管に浸潤していた。
        2. 膵臓がんの早期発見の為には、分枝膵管型のIPMNも注視すべきではないかと考えています。
      7. IPMNの発生原因

      8. IPMNがなぜ発生したのか?発生を防ぐためにどうしたら良いのか?という点に関しては詳細は明らかになっていませんが、体質、慢性膵炎や生活習慣であるアルコール多飲喫煙肥満など、加齢が影響しているのではないかと考えられています。
      9. IPMNの症状

      10. IPMNは画像検査によって見つかることが殆どであり、通常、自覚症状は見られません。
        但し、IPMNによって産生される粘液によって膵液がうっ滞することで、腹痛や背部痛といった膵炎症状がみられることが稀にあります。
        この無症状、IPMNが癌化したり、近隣に膵臓がん(すい臓がん)が生じた場合も初期段階では同様ですので、症状を契機に膵臓がん(すい臓がん)を早期発見することは通常は出来ないとご認識ください。
      11. IPMNが膵臓癌化する確率、予防的切除を行った方が良いか?

      12. IPMNに対しての予防的切除はお勧めしていません(切除することで生活の質が著しく低下する危険性があります)。
        IPMNのサイズによっての膵臓がん化の確率ですが、IPMNのサイズが3㎝以上、膵管が太くなったり細くなったりしているなどの状態になったものについては十分に注意が必要です。この場合には経過観察期間を6か月以内に設定して早期の膵臓がんの発見を目指します。
        サイズが大きくはないIPMNについては「膵臓がん(すい臓がん)」になる確率は大きいものに比べると低くなりますが、依然癌化のリスクは残ります。
        経過観察期間をやや長めに設定しつつ経過観察は継続していくことをお勧めしています。
      13. IPMNが大きくなる期間(IPMNサイズの増大速度)

      14. 上記(5)の通り、IPMNはサイズが3㎝以上になった場合に膵臓がん(すい臓がん)のリスクと考えますが、この3㎝までどのくらいの期間を要するか?という点については個人差があります。増大期間が早い方は、5年かけて1~2㎝大きくなるという方が居られる一方、暫くの間、サイズが変わらない方も居られます。ここで注意をしなければいけないのは、暫くの間サイズが変わらないこと=膵臓がん(すい臓がん)のリスクが存在しないという図式は必ずしも当てはまらないということです。
      15. 膵臓がん(すい臓がん)になる可能性の高いIPMN画像所見

      16. 以下のような画像所見ががん化の可能性が高いと考えられているものです。
      17. 嚢胞の大きさが3cm以上。
        嚢胞(通常は液体の塊)の中に
        充実部分(腫瘍状の結節)がある。
        嚢胞の壁が厚くなっている。
        嚢胞が短期間に急激に大きくなる。
      18. IPMNが無くなることはないのか?

      19. 分枝型IPMNが疑われる症例において、仮性嚢胞であったりした場合には小さくなったり消失したりすることは考えられますが、IPMNが確定している場合には、IPMNが小さくなったり、消失したりすることはありません。
      20. 一定期間サイズの変わらないIPMN

      21. IPMNが大きくなっていく場合、3㎝以上は膵臓がんのリスクがあると考えられることは(6)IPMNが大きくなる期間(IPMNサイズの増大速度)に記載した通りです。
        反対にサイズが大きくならないものは膵臓がんにはならないのか?経過観察を終了しても良いのか?という点ですが、以下のように整理をしてみました。
          [サイズの変わらないIPMNが膵臓がんになる可能性]
          IPMNのサイズは変わらなくてもIPMNは腫瘍であり、IPMN及びその周辺が膵臓がん(すい臓がん)になる可能性が残ります。
          IPMNの発生は、IPMNを発生させる遺伝子異常により起こります。IPMNの出現する方は遺伝子異常があることから膵内の他の場所にもIPMNを作り、その場所及びその周辺から膵臓がん(すい臓がん)が出現する可能性は残ります。
        IPMNサイズ不変でも膵臓がんの発症リスクは存在します。経過観察の中断はお勧めできません。
      22. 参考)
        1. https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/202111/572647.html
      23. 遺伝子検査を受けた方が良いか?

      24. 最近のがん治療は、遺伝子検査を行い、遺伝子異常個所を確認し、当該遺伝子異常に効果のある薬を投与することが一般的になりつつあります。
        この遺伝子検査を行うと、膵臓がん(すい臓がん)の遺伝子変異が既に生じているのか否かが明らかになりますが、がんのリスクを予見するための遺伝子検査は保険収載されておらず、自費で負担しなければならない検査ですし、現時点で高額です。 IPMNの存在が既に明らかであることを考えると、MRI検査による経過観察を保険診療にて行うことが適切ではないかと考えます。
      25. 食事、生活習慣の見直しについて

      26. 膵臓がん(すい臓がん)の危険因子とされる大量の飲酒、喫煙は避けた方が良いとされています。
        また、肥満を避けるのは勿論、肥満までにはなっていなくても、脂っこい食事は膵臓に負担がかかることから出来るだけ避けた方が良いとされていますし、適度な運動は推奨されています。
      27. IPMNの経過観察期間と推奨される検査

      28. IPMNの経過観察は以下の理由からMRI(MRCP=胆管膵管特殊撮影付)で行うことを推奨しています。発見当初及び明らかな所見の動きがある場合には、6か月程度での経過観察を推奨していますが、それ以外は1年程度の期間での経過観察を推奨しています。
        1. [当院外来のご案内]
            MRI検査→診察の順序でIPMNの経過観察を保険診療にて行います。
        2. (注意)診察2回目以降の方
          1. 当日検査から診察(結果説明)まで1日で行うことが可能です。 滞在時間の目安は約4時間です。
        3. ←外来のお申し込みはここから
        1. 血液検査、超音波(エコー検査):当院では血液検査を補助的に用いています。
        2. 外来で行う血液検査は腫瘍マーカー検査です。いくつかのマーカーを組み合わせて行います。
          経過観察をMRIで行っていることからエコー検査は実施していませんが、他の疾患と合わせて経過観察を行う必要があり、CT検査で経過観察を行う必要がある場合にはエコー検査の併用も検討します。
        3. CT検査:当院ではCT検査を補助的に用いています。
        4. CT検査は被ばくがあり、また造影剤を用いない検査では見える範囲が限定的であることから、経過観察の主力としては用いていませんが、MRI検査で見えない箇所を補える(石灰化はCTで診断をする必要がありますし、MRIよりCT検査の方がわかりやすい項目もあります)ことから、一度はCT検査を実施しておくことをお勧めしています。また、膵臓がん(すい臓がん)の可能性が高まった場合には、造影剤を用いたCT検査を実施します。

    膵嚢胞(IPMNを含む)の経過観察

  3. 経過観察は、膵嚢胞(IPMNを含む)の状態の変化だけでなく、膵実質の限局的萎縮、脂肪置換、膵管の拡張などを複合的に判断する必要があります。
    その為、当院ではMRI-MRCP検査(造影剤を用いないで行う検査)にて経過観察を行います。
      経過観察で見ていくポイント:単独かつ複数所見の状態の悪化、数の増加
    1. ステージ0の膵臓がん(すい臓がん)についての研究が進み、膵嚢胞(IPMNを含む)に加え、膵実質の限局的萎縮、脂肪置換、線維化、膵管の拡張などがステージ0の膵臓がん(すい臓がん)発見時に確認されることが報告されています。
      これらの画像所見は膵臓がんの発症が近づくにつれ、以下のように悪化(変化)することがわかっていますので、注意して経過観察を行います。特に所見個所周囲の癌化は見落とされやすいので注意が必要です。
        単独所見が悪化
               所見個所周囲の癌化は見落とされやすいので注意が必要です。
        所見の確認される数が増加
    2. 経過観察期間:以下のように考えています。
      1. 画像所見の発見当初及び所見の悪化が確認された場合6か月
          変化を注視するため、短期での経過観察を設定します。
        その他(所見の悪化が見られない場合): 12か月(場合によってはそれより長期)
  4. また、MRI-MRCP検査(造影剤を用いないで行う検査)にて所見の悪化が判断される場合には CT-造影検査またはEUS検査を行い、膵臓がん(すい臓がん)が出現しているかどうかを確認し、必要に応じてEUS-FNAERCPを行い、膵臓がん(すい臓がん)の有無を確定させます。
  5. 膵臓がん(すい臓がん)発見時に膵嚢胞(IPMNを含む)以外の画像所見が確認された事例

  6. 膵臓がん(すい臓がん)発見時に膵嚢胞(IPMN)のみが発見されるというケースは稀で、膵管拡張、膵萎縮、膵石灰化などその他の画像所見も多く確認されます。 複数の所見が存在する場合には、各々の所見を単独かつ複合的に悪化度合い、数の増加を確認します。
    下記は、膵嚢胞(IPMNを含む)と同時に他の膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見が確認された事例です。

    実際の膵臓がん(すいぞうがん)の早期発見事例

  7. 膵嚢胞(IPMNを含む)、膵臓がん(すいぞうがん)早期発見の事例です。
      • 事例
        18
        膵臓がんステージ
        ステージ0
      • 検査機器MRCP
        造影
        危険因子
        飲酒
        肥満
        加齢

        膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見
        膵嚢胞(IPMNを含む) 主膵管及び分枝膵管の拡張、狭窄、途絶 膵の限局的萎縮、くびれ 膵石灰化(慢性膵炎・膵石)
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      • 事例
        17
        膵臓がんステージ
        ステージ1
      • 検査機器MRI 上腹部
        造影
        危険因子
        飲酒
        加齢

        膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見
        膵嚢胞(IPMNを含む) 主膵管及び分枝膵管の拡張、狭窄、途絶 膵の限局的萎縮、くびれ 膵石灰化(慢性膵炎・膵石)
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      • 事例
        16
        膵臓がんステージ
        ステージ1
      • 検査機器MRI MRCP
        造影
        危険因子
        喫煙
        肥満
        慢性膵炎
        加齢

        膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見
        膵嚢胞(IPMNを含む) 主膵管及び分枝膵管の拡張、狭窄、途絶 膵の限局的萎縮、くびれ 膵石灰化(慢性膵炎・膵石)
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      • 事例
        15
        膵臓がんステージ
        ステージ1
      • 検査機器CT 上腹部
        造影
        危険因子
        喫煙
        肥満
        慢性膵炎
        加齢

        膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見
        膵嚢胞(IPMNを含む) 主膵管及び分枝膵管の拡張、狭窄、途絶 膵の限局的萎縮、くびれ 膵石灰化(慢性膵炎・膵石)
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      • 事例
        14
        臓がんステージ
        ステージ1
      • 検査機器MRI
        造影
        危険因子
        飲酒
        肥満
        慢性膵炎
        加齢

        膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見
        膵嚢胞(IPMNを含む) 主膵管及び分枝膵管の拡張、狭窄、途絶 膵の限局的萎縮、くびれ 膵石灰化(慢性膵炎・膵石)
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      • 事例
        13
        臓がんステージ
        ステージ1
      • 検査機器US
        造影
        危険因子
        飲酒
        肥満
        慢満

        膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見
        膵嚢胞(IPMNを含む) 主膵管及び分枝膵管の拡張、狭窄、途絶 膵の限局的萎縮、くびれ 膵石灰化(慢性膵炎・膵石)
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      • 事例
        12
        臓がんステージ
        ステージ1
      • 検査機器MRI
        造影
        危険因子
        飲酒
        喫煙
        慢性膵炎
        加齢

        膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見
        膵嚢胞(IPMNを含む) 主膵管及び分枝膵管の拡張、狭窄、途絶 膵の限局的萎縮、くびれ 膵石灰化(慢性膵炎・膵石)
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      • 事例
        10
        膵臓がんステージ
        ステージ1
      • 検査機器CT
        造影
        危険因子
        慢性膵炎
        加齢

        膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見
        膵嚢胞(IPMNを含む) 主膵管及び分枝膵管の拡張、狭窄、途絶 膵の限局的萎縮、くびれ 膵石灰化(慢性膵炎・膵石)
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      • 事例
        9
        膵臓がんステージ
        ステージ1
      • 検査機器MRI
        造影
        危険因子
        慢性膵炎
        加齢

        膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見
        膵嚢胞(IPMNを含む) 主膵管及び分枝膵管の拡張、狭窄、途絶 膵の限局的萎縮、くびれ 膵石灰化(慢性膵炎・膵石)
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      • 事例
        7
        膵臓がんステージ
        ステージ1
      • 検査機器CT
        造影
        危険因子
        飲酒
        喫煙
        加齢

        膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見
        膵嚢胞(IPMNを含む) 主膵管及び分枝膵管の拡張、狭窄、途絶 膵の限局的萎縮、くびれ 膵石灰化(慢性膵炎・膵石)
        詳しく見る↗
      • 事例
        4
        膵臓がんステージ
        ステージ0
      • 検査機器CT
        造影
        危険因子
        飲酒
        加齢

        膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見
        膵嚢胞(IPMNを含む) 主膵管及び分枝膵管の拡張、狭窄、途絶 膵の限局的萎縮、くびれ 膵石灰化(慢性膵炎・膵石)
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  1. その他の膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見

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当院の診断体制をご紹介します
  • 経過観察で悪化しているか診断
    「MRI/CT等の画像検査で膵臓がんに向かう途上で確認されることの多い画像所見」があります。 当該所見は膵臓がんの発症が近づくと悪化することがわかっていますので、経過観察時に行った検査画像を元にその差を診断することが非常に重要です。
  • スコアリングシート
    診断プロセスは画像診断報告書に記載されており、過去の診断書と見比べることで当該画像所見の推移がわかりますが、これをよりわかりやすくするため、膵臓スコアリングシートを作成しています。 膵臓がんを早期発見するための取組み
  • 全12病院の医師が診察
    当院膵臓外来は以下の病院(全12病院)から消化器内科、消化器外科のうち膵臓疾患に携わる医師、放射線科医を招いて開設しています。 1公益財団法人がん研究会 有明病院 2筑波大学附属病院 3東京女子医科大学病院 4東京大学医学部附属病院 5東邦大学医療センター大橋病院 6順天堂大学医学部附属順天堂医院 7聖路加国際病院 8慶應義塾大学病院 9東京医科大学病院 10東京医科大学病院 11帝京大学医学部附属病院 12東京慈恵会医科大学附属病
  1. 膵臓がん-症状と早期発見- >
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  3. 膵嚢胞(IPMNを含む)
当サイト監修
Seishi Sawano, MD, PhD
澤野 誠志 放射線診断専門医
AIC八重洲クリニック 理事長 院長 / 
AIC画像検査センター 理事長
運営医療機関、当サイトについて
膵臓外来を予約する
膵臓がんを早期発見するための取組み
膵臓がんを早期発見するための取組み