[ 2022年11月1日 ] 49 歳以下の膵臓癌早期発見に向けて、膵臓がん等の家族歴のある方の膵臓がんリスクを測定する臨床研究開始
    ~膵臓ドック受診費用補助+膵臓がんの治療費補助~

  1. はじめまして、私は東京都中央区で放射線科医をしております澤野誠志と申します。
    現在73歳の私ですが、膵臓がんの早期発見を行うことを生涯の目標として対応しています。この度、49歳以下の方で膵臓がん等の家族歴のある方に対し、膵臓がんリスクを測定する臨床研究を開始しました。この臨床研究の存在を少しでも多くの方に知っていただきたく、プレスリリースをお願いする次第です。
    1. 膵臓がんはがんの死亡原因第4位のがんであり、毎年4万人を超える方が罹患しています。高齢者の方が多いのですが、全体の約1/3は60代までの比較的若い方が発症しています。
      膵臓がん等の家族歴という観点から考えると、膵臓がん全体の約5%程度は家族歴に起因していると考えられています。この家族歴とは親から遺伝子を受け継いだ時に、2つでセットとなる遺伝子の1つが既に異常となっているもので、セットのもう1つに異常が生じるとがん化に向けての変化が始まると考えられています。その為、若年者で膵臓がんを発症する場合には膵臓がんの家族歴が有る方が多いのでは?と推測されます。
      膵臓がんは原因となる遺伝子変異が生じてから膵臓がん発症までの間に10年~15年の長期を要し、その間に画像診断で確認できる画像所見が存在し、膵臓がんの発症が近づくにつれ悪化することがわかっていますので、この遺伝子変異に伴う画像所見、家族歴が有る方は若年者でも存在するのか?ということを明らかにするのが臨床研究の目的です。
    1. 私は医療法人社団豊智会の理事長を行っており、傘下にAIC八重洲クリニック(東京都中央区)、AIC画像検査センター(茨城県つくば市)があります。これらのクリニックでは、9つの大学病院、総合病院と提携し(2024年11月現在は16病院)膵臓疾患に特化した外来を設置しておりますし、膵臓がんの早期診断を目的に、MRIによる膵臓ドックを16,500円にて実施しています。
      今回の臨床研究ではこのMRIによる膵臓ドックの価格の一部を研究費用で負担し実施します。
      また万一受診時に膵臓がんの罹患が判明した場合には、治療費として最大80万円までの実費を臨床研究費から負担するというものです。
      膵臓ドックを開始して暫くたちますが、膵臓がん等の家族歴のある方については40代は勿論、30代、20代で受診される方も居られます。このような方が膵臓がんに気が付くタイミングを手遅れにはしない為にはどうしたら良いか?と考えた結果の対応です。膵臓がんの5年生存率、現在はがんの中で最悪の12%程度(膵臓がんと診断された方は5年後に100人中12人しか生存できない)です。発見時の平均ステージはⅡとⅢの間、発症から2年超の間、発見できていない状況です。これでは膵臓がんは助かりません。
    2. これをどれだけ引き上げられるか、私のライフワークとして取り組んでいます。何卒よろしくお願い致します。
  1. 膵臓がんの発症リスクの高い方は本当に危険度が高いのか?を明らかにするための研究です。
  2. 検査方法

    1. 膵臓ドック、腹部MRI(MRCP)検査にて評価を行います。

    対象

    1. 膵49 歳以下の方で膵臓がんの家族歴のある方

    期間

    1. 設定人数に達し次第終了します
  3. 詳細はホームページをご覧ください。
    https://www.m-satellite.jp/suizou_hp/suizou_torikumi/research/
  1. ご家族(二親等以内)の方が以下の病気にかかった方とさせていただきます。
  2. 膵臓がん

    乳がん・卵巣がん

    1. より具体的にはBRCA2 の遺伝(不明の方は乳がんまたは卵巣がんだけで可)

    メラノーマ(皮膚がん)

    1. より具体的にはP16 遺伝(不明の方は皮膚がんだけで可)

    膵炎

    1. より具体的には遺伝性膵炎(Familial Pancreatitis)の遺伝(不明の方は膵炎だけで可)

    胃がん、小腸がん、結腸がん

    1. より具体的にはポイツ・ジェガース腺腫性症候群(Peutz-Jegher's Syndrome)遺伝(不明の場合には胃がん、小腸がん、結腸がんで可)
    1. ご家族(二親等以内)の方が以下の病気にかかった方とさせていただきます。
      当院は主として画像診断(MRI、CT、PET-CT、超音波、マンモグラフィ検査)を行なっています。2002 年の開業以来、画像のプロフェッショナルの立場から、膵臓がんの診断を行われている臨床医の先生方の治療方針に影響を与えるような質の良い画像診断レポートをお届けすることを目的に診療を続けてきました。
      現在*、医師の総数は115名(うち常勤医師13名、大学寄附教職員1名を含む*2026年9月現在)、以下の検査機器を用いて画像診断を行っています。年間の検査数は106,820件(2025年度実績)です。
    1. 八重洲
      稼働設備
      MRI 10台(うち3.0テスラ9台)
      CT 2台(高精細160列、320列)
      エコー 4台
      つくば
      稼働設備
      MRI 4台(うち3.0テスラ2台)
      CT 2台(320列✕2台)
      PET-CT 2台
    1. 本ページの記載内容に関して、ご不明な点などございましたら、下記までお問い合わせください
      医療法人社団豊智会 医療連携室
      電話番号:03-6202-3370 e-mail:info@m-satellite.jp
    1. 当院で実施する膵臓がんを早期発見するための検査、自由診療(保険適用外)で行う場合には以下の内容があります。
    2. 膵臓ドック
      検査項目
      1. 腹部MRI(MRCP付) 検査の品質を向上させるため、検査時に飲み薬(ボースデル)を使用します。
      結果説明
      1. 膵臓がんの診断・治療に携わっている医師(※詳細は当院HP参照)より、無料で実施いたします。
      検査料金
      1. 16,500円(消費税込)
      食事制限について
      お食事
      1. ご来院の6時間前より絶食となります。
      水分
      1. お水に限り、検査前までお飲みいただけます。
      MRI検査の注意事項(次のような方はMRI検査を受けられないことがあります)
        心臓ペースメーカーが埋め込まれている方
        人工内耳、人工中耳の方
        血管へのステント挿入手術を8週間以内に受けられた方
        20年以上前の人工心臓弁の手術を受けられている方
        眼に微細な金属片が入っている(入っていると疑わしい方)
        チタン製以外の脳動脈瘤クリップの方
        金属の義眼底の方
        骨折によりボルト固定がされたままの方
        躯幹全体に入墨のある方
        妊娠3ヶ月以内(または妊娠が疑わしい方)
      ボースデルについて
      1. まれに副作用が起こります。主な副作用は、軟便、下痢、腹痛、腹鳴、悪心、腹部膨満、胸やけ、眠気、頭痛などです。
        (注射による造影剤は使用しません)

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当サイト監修
Seishi Sawano, MD, PhD
澤野 誠志 放射線診断専門医
AIC八重洲クリニック 理事長 院長 / 
AIC画像検査センター 理事長
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