前立腺MRI検査の有効性

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MRI検査による病気の早期発見・診断

前立腺MRI検査の有効性

1.前立腺MRI検査とは

従来、前立腺がんにおけるMRI検査の役割は、がん病巣検出ではなく既知の前立腺がんの進展度診断(広がり診断)が主でした。
ですが、技術の向上により撮影可能となった、骨盤部拡散強調画像を用いれば、内腺部に存在する微小な早期前立腺がんの発見も可能となりつつあります。

この検査を行うことにより、バイオプシー(針生検)では特に見逃しがちであった移行部のがんなどを、高感度で発見できるようになりました。 MRI拡散強調画像の特徴はバイオプシー(針生検)に比べ、浸襲性がきわめて低く、且つがん病巣を高感度に検出できることです。 造影一任検査での検査であれば、拡散強調画像でがん疑い病巣を確認次第、ダイナミック検査を行うことにより、画像診断能が上がると期待しています。

2.当クリニックの前立腺MRI検査の実際

前立腺がん検診ガイドラインでは、50 歳以上の男性を対象に前立腺がん検診(PSA 検査)の実施を推奨しており、PSA 基準値(4.0ng/mL あるいは年齢階層別PSA 基準値)を超える場合は、経直腸的超音波ガイド下生検が実施可能な専門病院を受診し精密検査をするよう推奨しています。

当院の前立腺MRI 検査は、主に精密検査病院からの受託検査です。検査結果を分析すると以下のことが分かりました。

前立腺がんを疑ってMRI 検査を実施した方の半数以上が、前立腺がん疑いではない結果となっています。
前立腺がん疑いではない方の内訳(左下グラフの58%)は、右下グラフのような診断結果でした。
したがって、MRI 検査を利用することにより病気の識別が可能となり、生検すべきか、しなくても良いのかの判別も可能となります。

生検を実施された後は出血のため数ヶ月経たないとMRI による前立腺がんの描出は難しくなるので、針生検実施前に病気識別及びターゲットバイオプシーの指標としてMRI検査を推奨しております。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。